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Q.”パンくずリスト”って、ご存知でしょうか?

B'scre8, SEO対策

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A.パンくずリストとは、ユーザーが今WEBサイト上のどこにいるのかを伝える
階層順のリストのことです。英語では「breadcrumbs」と言われます。

ビーズクリエイトの久保田です。
美味しいお菓子の季節ですよね。バレンタイン、ホワイトデー、桜餅。
前職がお菓子のメーカーの企画開発でしたので…
今年からは一般消費者目線で楽しませていただいております。では、ブログの本題についてご説明します。


パンくずリストを設置する意味

さて、”パンくずリスト”ですが、設置には3つの意味があります。
1つはユーザーにとって、2つめと3つめはSEOです。
”パンくずリスト”ですが、下図が一例です。

効果1:ユーザーが迷いにくくなる
カテゴリーの構造が明確になるので「今どこにいるのか」がすぐに分かります。
さらに前の階層のテキストはリンクになっていますので、サイトを巡回しやすくなります。
また、パンくずリストを設置すると、Googleの検索結果にも反映されるようになります。

効果2:SEO効果が期待できる
サイトを分かりやすいカテゴリー構造にしたうえで、正しくパンくずリストを作れば、
SEO上の効果も期待できます。
パンくずリストのリンクテキスト(アンカーテキスト)にキーワードを入れることができるからです。
カテゴリーページに「事業紹介」というキーワードが含まれるリンクが集まるため、
検索エンジンに対して「このカテゴリーは事業紹介に関する内容なんですよ」と伝わりやすくなるわけです。
なお、 SEOを意識するあまり、 ユーザーにとって分かりにくかったり、
見辛かったりするような パンくずリストになっては本末転倒です。
まずは ユーザー視点を意識することが大切です。

効果3:巡回を手助けする

検索エンジンがサイトを巡回(クロール)する際に、
サイト構造を把握しやすくなるという効果も期待できます。
パンくずリストは、検索エンジンのクローラー巡回を手助けする役割もあります。
クローラーが「パンくずリスト」を読み取ることで、そのページがどのようなカテゴリに属し、
どの階層に位置づけられているのかを把握しやすくなり、ホームページ全体の構成の理解も促進することができます。
クローラーが巡回して入手した情報は検索エンジンのデータベースに格納され、
そのデータベース内の情報が検索結果に反映されるため、クローラーの巡回を助けることは結果SEOにも繋がります。

なお、カテゴリーが分かりにくい、分類の基準があいまいであると
せっかく設置しても効果は期待できません。
あくまでも、分かりやすいカテゴリー構造になっていることが前提です。
サイトデザイナーは、パンくずリストを作成する際に「構造化データ」という決まりに
則った書き方をします。Googleは、その決まり通りに書かれたコードを見て
「ここがパンくずリストなんだな」と正しく認識してくれます。
検索エンジンがサイトを巡回(クロール)する際に、サイト構造を把握しやすくなるという効果も期待できます。


ここで、よくある勘違いを一つ。
SEOはすぐ効果が出る。という勘違い。
リスティング広告にでも出さない限り、検索結果での上位表示はとても難しいです。
規模の大きさにもよりますが、
一般的にSEOの効果がしっかりと出だすまでに数ヶ月かかることが当たり前です。
内部対策SEOを行い、コンテンツをしっかりと作り、そのコンテンツを他サイトやソーシャルメディアなどで
紹介してもらい外部対策SEOを行うなど、手間と時間がかかります。
なんでもそうですが、即効性作用があるものなんてないということです。

私も業務を通じて、”パンくずリスト”に限った話ではなく、サイト制作のデザイナーさんの作業って
職人技にも通じるなぁと思います。
サイトを閲覧するお客様のユーザビリティーを考えつつ、デザイン性を失わず、果てには検索で
引っかかる工夫。本当に私の両隣のデザイナーさん、すごいです。
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