サイト制作と家づくりを比較する 〜関係者編〜

ここ数ヶ月間、週末は家を建てるための土地を探すドライブばかりしています。

毎度いやいや付き合わされている長男は、保育園の近所を散歩する時や遠足でバスに乗っている時に看板の刺さってる空き地を発見すると、「あそこに売地って書いてあるよ!」と先生に逐一報告をするようになってしまいました。山本です。

で、家ですが。
初めてのことなのでよくわからないままに進め方を調べたり、いい業者を探したり、知人に相談したり、見積もりを取ったりして、定期的に家庭内会議を開いては話があっちゃこっちゃしたりしています。

無理やり仕事の話に持っていきますが、これってなんとなく発注側の心理や悩みがウェブサイトの制作と共通しています。

「なんでこんなこと(お客なのに)自分で考えないといけないのか?」
「大工さん以外の人ってどれくらい重要なの?省けないの?」
「ここ、なんでもっと安くできないの?適正なの?」

みたいなところが、我が家が家づくりを進めていく時に湧き上がってきた疑問の一部ですが、
ウェブ制作をお請けする際も、似たような事をクライアントさんによく言われるますので、
建物を引き合いにして、ご発注を検討されている皆様の疑問や不安が軽減できないか、まとめていきたいと思います。

というわけで、今回は「作る事に関わってくる人々」について、
そしてその中の最重要人物は「自分である」ということについてです。

ざっくりと「作る事に関わっている人々」を
実店舗とECサイトで対比

20171225

割と役割分担が似ている気がしませんか?
建物もサイト制作も、それぞれの技術に特化した専門家が案外多く関わっており
どちらもそんな方々にお願いする費用などがバンバン乗っかって、
見積もりがけっこうな事になったりする事があります。

私は建築費の概算見積もりを見て吐きそうになりました。

しかしまぁ、家の方は合計額だけを見ると「うそつけ・・」と言いたくもなりますが、
全て私では持ち得ないスキルや技術が必要なものばかりですのでお願いするほかありません。
それにこの専門家たちを取りまとめて現場の円滑な進行を管理する知識も時間もありませんので、
一見なにもしていない感じのする現場監督の人件費も削減できそうでできません。

もし建築士の資格を持っていたら、自分で図面が書けるので下手をすると3ケタ万円をここで節約する事ができますが、
20年以上前に機械部品の図面コンクールで入賞した経験だけではそれも無理です。

せいぜい出来る事は、頑張って多少の知識をつけて「ずるしてもわかるんだぞ」
「何かあれば調べてつっこみをいれるぞ」「自分でできる事は自分でやるぞ」
という姿勢を見せることで余分な事を抑止する努力くらいです。
でもこれは重要です。信じていないわけではないですが、チェックできる程度の知識は必要だと思いました。

それに、費用以上の得るもの(利益)があるかどうかを判断できるようにしておかなければいけませんので。

ちなみに調べるうちに、中には自分たちでできそうな事があったりもします。
例えば・・・ペンキ塗りとか、収納棚作りとかですかね。少しでも節約にもなりますし、愛着もわきますしね。

ちょっと話がそれたかもしれませんが、満足できるものを作ってもらうためにまず重要なのは
「自分の計画のしっかり度」と「知らないことはちゃんと勉強する努力」だと私は思いました。
頼む側もけっこう頑張らないと、全く欲しくない家がすごい金額で納品されてしまいそうです。
つまり発注側がどれだけ自分事だと思っているのかという点です。

これから何十年も住むわけですから、真剣さが違います。
私も自社の媒体運営を担当していますが、同じぐらいのテンションで臨むべきだと、この家づくり体験で改めて思い知らされました。

工務店の営業さんは、経験からくるアドバイスはしてくれますが、私の家族がどこでどう暮らしたいのか等わかるはずもなければ、決めてくれるはずもありません。

今の暮らしの課題や改善点、憧れのライフスタイルについて家族とよく話し、事前に合意を得ておく作業はとても大事です。

我が家は特に、建てた後にこれをどうやって楽しく維持するのかについて話し合う時間を長くとりました。
というか、家族の将来について話しをしているうちに、目標に対する施策として自然と新築プロジェクトが立ち上がったのです。
家を建てる事は手段であり、ゴールではありません。
やりたい事のためにどうしても必要なツールが「新しい土地と家」だったのです。
買わずに目的が達成できる手頃な方法があれば、きっとそっちを採用しています。(その方が助かる・・・)

このあたりも、ウェブサイトとよく似ているなと思います。

大きな費用のかかるサイト制作をご依頼くださる方々には恐縮なのですが、
時には上記のように、「そもそもの整理」でご負担をおかけする事があります。すみません。
ですが、このような川上にあたる部分をしっかり精査し、お支えするのが当社の成果主義コンサルであり、ウェブ運用のお手伝いです。

クライアントさまのより良きパートナーとして選んでいただけるよう、我々も精進してまいります。

うまいこと、まとまったでしょうかね。。

山本

この記事を書いた人: 山本

座右の銘は「死ぬこと以外かすり傷」
カミさんと、カミさんにそっくりな息子と、息子にそっくりな娘のために頑張ります。
データ分析からいろいろな課題の解決方法を考えたり、実行を促す係りをやっています。

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