『サイト で「インデックス登録の対象範囲」の問題が新たに検出されました』とサーチコンソールからメールが来た場合の対応方法

サーチコンソールが新しくなりましたね

2018年1月より、新しい Search Console (ベータ版) が全ユーザーに解放されましたね。ここ数週間、Search Console から プロパティの数だけ 新しい Search Console のご紹介メールが届いております。弊社のように多くのクライアントのウェブサイトを運営していると、そのメールだけでも大量で一瞬スパムかと疑いました・・・。管理者宛に内容を一括したメールが飛んでくると良いのですが、プロパティごとにベータ版の解放時期が違うのでしかたないですね。

新しい Search Console (ベータ版) で 2018年2月2日現在 利用できる機能は、現段階では以下の 3つのようです。
検索パフォーマンス レポート: 16 か月分のデータを利用できるようになりました。
インデックス カバレッジ : Google のインデックスの包括的なレポート。
検索機能の拡張 : AMP および Job Posting ページを改善します。

詳細はこちらのページをご参照ください。
参考: Google ウェブマスター向け公式ブログ 『新しい Search Console をご紹介します』

既存の Search Console の機能は、随時追加されていくようです。それまでは従来の Search Console と、新しい Search Console を、使いたい機能によって使いわける必要があります。はやく一本化してほしいものですね。

Search Console より警告メールが届きました

さて、今回の記事を書こうと思った発端は、新しくなった Search Console から、警告メールが届いたことです。さきほどの新しく追加された 3つの機能のうち、”インデックスカバレッジ” が関係しています。

インデックスカバレッジは、サイトのインデックス状況を確認し、正しく登録されている URL、潜在的な問題に関する警告、インデックスが作成されない理由などを表示してくれます。
つまり、長い期間運用していたサイトにこのタイミングで警告メールが届いた方は、潜在的な問題が以前からあり、インデックスカバレッジの実装により初めて警告が届いたものと思われます。

弊社にも 2件ほど警告メールが届きました。そのうちの 2件の対応方法を記載いたします。

警告メールの内容はこのような内容でした。

————-
【件名】
サイト {URL} で「インデックス登録の対象範囲」の問題が新たに 件 検出されました

【本文】
{URL} の所有者様

Search Console により、貴サイトに影響する「インデックス登録の対象範囲」関連の問題が新たに 1 件検出されました。 「インデックス登録の対象範囲」は Google 検索結果で悪影響を受ける可能性がございます。 この問題をご確認のうえ、修正することをご検討ください。

新たに検出された問題:
{理由}
————-

件名に件数が記載されていませんが、英語で届いた同様のメールを確認すると大体の理由がわかりました。
同様の英語メールは以下のようになっています。

————-
【件名】
New Index coverage issue detected for site {URL}

【本文】
To owner of {URL},

Search Console has identified that your site is affected by 1 new Index coverage related issue. This means that Index coverage may be negatively affected in Google Search results. We encourage you to fix this issue.

New issue found:
{reason}
————-

英語の原文では 「URL のサイトでインデックスカバレッジの新しい問題が見つかりました」 と件数を入れていないのに、日本語のメールでは 「*件 検出されました」 と件数を表示しようとした関係のようですね。

そんなことはさておき。
大事なのは 「新たに検出された問題」 の記載事項と、その対応方法です。
弊社に届いた 2件の新たに検出された問題は、それぞれ次のようになっていました。

新たに検出された問題:
robots.txt によりブロックされましたが、インデックスに登録しました
サーバーエラー(5xx)

“robots.txt によりブロックされましたが、インデックスに登録しました” は見た瞬間になんとなく警告の原因がわかりますが、500番台のサーバーエラーってなんだよ・・・。場合によっちゃエンジニアの沽券に関わるよ・・・。

失礼、取り乱してしまいました。
これらの対応方法は、以下になります。

robots.txt によりブロックされましたが、インデックスに登録しました の対応方法

さっそく届いたメールのリンクから、Search Console をひらいてみます。
エラーは 0 と表示されていましたので問題なさそうにみえましたが、有効(警告あり) の欄に 1 と表示されていました。

この画面でステータス欄の警告メッセージをクリックすると、robots.txt でブロックされたのにインデックス登録された URL が確認できます。

画像には URL にモザイクをかけていますが、たしかに robots.txt でブロックをかけているディレクトリ配下のURLです。警告がでているサイトは会員制サイトなのですが、 基本的にログインした会員だけが閲覧できるディレクトリにはブロックをかけています。

ではなぜ、この URL だけインデックスが登録されてしまったのでしょう。

詳細をここに書くことはできませんが、該当 URL は会員だけが閲覧できるディレクトリ内にありますが、たしかに例外的な位置付けにあるページです。
おそらくですが、ブロックされた該当 URL はログインしていない状態のトップページからもリンクを張っているため、クロールがまわってきたのだと思います。

インデックスされても問題ないので、robots.txt にて、例外処理を記述することにしました。
下の例は、/private ディレクトリ以下は基本的にブロックするけれど、/private/exception.html は例外としてクロールを許可する robots.txt の設定です。

robots.txt

今回のケースではインデックスされても問題のないページだったので大掛かりな作業は必要ありませんでしたが、本当にインデックスされたくないページであれば、そのページへのリンクを削除するなど、サイト設計を見直す必要がありそうですね。

対応完了後、[修正を検証] をクリックし、反映を待ちます。反映まで数日かかったりもするので、気長に待ちましょう。問題がなければ、この警告は表示されなくなります。

サーバーエラー(5xx) の対応方法

こちらも届いたメールのリンクから、Search Console をひらいてみます。
エラーは 1 と表示されており、赤色なので警告時よりも緊急度が高くみえますね。

この画面でステータス欄のエラーメッセージをクリックすると、詳細が確認できます。

画像にはモザイクをかけておりますが、該当 URL は確かに 500 Error を返すものですね。該当サイトは WordPress で構築しているのですが、エラーとなっている URL はテーマディレクトリそのものを指しています。

このような URL は通常アクセスされることはないはずですが・・・。なぜインデックスされてしまっているのでしょう。他の WordPress のサイトは問題なく、なぜこのサイトだけエラーが表示されているのでしょうか・・・。

該当サイトのソースとにらめっこしていると、大体の理由がわかりました。
該当サイトではカスタマイズをしており、javascript 内の記述で テーマディレクトリそのもの (/wp-content/themes/{テーマ名}) で終わる部分があります。

このような記述があるのです・・・。
しかしこの記述を削除してしまうと、カスタマイズした機能が動作しなくなります。
ううむ、これは一筋縄ではいかないのでは・・・という思いが頭をよぎりました。

あれ、でも WordPress の robots.txt は /wp-content/themes/ ごと disallow して問題ないんじゃなかったですっけ・・・。そう思い robots.txt を確認したところ、/wp-content/them”a”s/ となっておりました・・・。

themes のスペルミスです。拍子抜けしました・・・。
robots.txt を以下のように修正しました。

robots.txt

 

参考: Naifix WordPress初心者に贈る!robots.txtの書き方と設定方法全手順

弊社の場合の サーバーエラー(5xx) の原因は担当者のケアレスミスでしたが、ケースによって対応方法は違ってきます。新たに検出された問題にどんな記載があっても、Search Console から警告メールが届いた場合は、慌てずまずエラーの詳細を見て、原因を特定することが大切ですね。

Search Console、ただしく運用できていますか?

先にも述べましたとおり、弊社が運用している数十のサイトのなかで、今回 Search Console から届いた警告メールは 2件でした。
「たった2件」とみるべきか。「2件もあった」とみるべきか。プロなら後者でしょうね。
こんなメールは 1件も届かない方が理想ですし、平穏に仕事ができるというものです。

Search Console に限らず、TagManager や Analytics や Adwords、その他解析ツールを正しく運用できてますか?
今回のように次から次へと新しいサービスや機能が追加されて、企業ウェブサイトの運用を自社の担当者ではカバーしきれない時代が既にやってきております。

もしこの記事をご覧くださっている企業サイトの担当者の方、サイト運用からコンサルまでを、プロのビーズクリエイトに任せてみませんか?

ご相談だけでも結構です。下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

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箱田

この記事を書いた人: 箱田

ビーズクリエイトのエンジニア兼プログラマ。

プログラミングが捗る日と捗らない日にムラがあり、
捗る時間を自分でコントロールできる方法を探求している。

エンジニアの君へ。という記事をかきました。
仕事がつらいエンジニアさん、良かったら読んでください。

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