クラウドファンディング、ちょっと頑張りました。
ここ信州もやっと春が来たカンジ。ただ、こっちは昼夜の寒暖差が大きくって、最高気温が25℃を超えても、最低気温は10℃を切ったりします。
なので、わたしは、まだヒートテックのお世話になっている状態。
ヒートテックを脱ぎ捨てて、ヒートアップするのは5月の連休過ぎになるでしょう。
ちなみに、去年は5月の中旬ぐらいまでストーブを焚いていました。
さて、今回も、わたしが編集しているPR誌に乗せた記事のご紹介。
“クラウドファンディングはどんな結果だったのか”のおハナシです。
“とうみくるみ” のクラウドファンディング。
おかげさまで目標金額の564%を達成。
今年の1月、株式会社 唐沢農機サービスは、東御産くるみのクラウドファンディングを実施しました。クラウドファンディングを活用して、東御市の特産物である“東御産くるみ”のブランド価値をアップさせようというのが今回の目的です。
クラウドファンディングで東御産のくるみをPRするにあたり、わたしたちがまず悩んだのが、くるみの“平凡さ”でした。東御市民にとって“くるみ” は身近ですが、全国的にみるととても地味。「いま巷では“くるみ”の話題で持ち切り」なんてハナシは聞いたこともありません。くるみ自体、悲しきかな、とても目立たない存在なんです。
そこで、わたしたちが注目したのが東御産くるみの“希少性” 。「生産量は日本一といわれているのに、なぜ希少なんだ」と言われるかもしれません。でも、よくよく調べてみると、日本一の生産量を誇る長野県産の“くるみ”の国内でのシェアはわずか0.31%。300人がくるみを食べたとして、長野県産を口にできるのはたった1人という事実があったのです。
日本で消費されている“くるみ”のほとんどが外国産で、99%以上の市場占有率。長野県産の1/3といわれる東御市で育った“とうみくるみ”は、シェア率でいうと、0.1%。とくに貴重品だったんですね。その点をアピールできたことが、“とうみくるみ” の“平凡さ”を“非凡さ”に変えた要因。多くのサポーターに応援していただけた理由のひとつなのかもしれません。
おかげさまで、今回のクラウドファンディングでは、目標金額の564%という思いもよらない支援をいただきました。これもひとえに“とうみくるみ”を提供いただいたくるみ農家の方々のご協力があってのこと。ほんとうにありがとうございました。集まった支援金を活用しながら、これからも一緒になって、“とうみくるみ”のブランド力を高めていきたいと思います。