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集客企画・広告運用(マーケティング)

ピンチをチャンスに!〜今こそクラウドファンディングを活用しよう〜

こんにちは。naganoです。

みなさんクラウドファンディングをご存知ですか?
「名前だけは聞いたことがあるけど実際どういうものかはよくわからない」といった方もいるかと思います。

新型コロナウィルスが猛威を奮っている昨今、「売上が激減した」など影響を受けている方も大勢いるかと思います。
そんな方にとっては、もしかしたらクラウドファンディングが一筋の光明になるかもしれません。

今回は「そもそもクラウドファンディングって何?」という簡単な解説と
「クラウドファンディングを成功させるためのポイント」について話したいと思います。

もしこの記事を読んで「自分もクラウドファンディングをやってみたい!」
と思った方はぜひご相談ください。

クラウドファンディングとは

では、最初に「そもそもクラウドファンディングとは?」という話から。

クラウドファンディングとは「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを通して自分の活動や夢を発信し、その想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から少額ずつ資金を募るしくみ」のことを言います。

CAMPFIREより

例えば・・・
(以下は私が行ったことがあるお店で、実際にクラウドファンディングを活用している事例です)

飲食店の方が「コロナの影響でお店自体は自粛しなければならいないからテイクアウトの提供を始めよう!」
と思ったとします。

しかし、いざ開始しようとしたらなんと

「厨房のサイズが小さすぎるからテイクアウトの提供したらだめ!」

と保健所の許可がでませんでした。
(そんな決まりもあるんですね)

コロナの影響で売上も激減しているから改装に使うお金もない。
さぁどうしよう・・・

ここでクラウドファンディングの出番です。

テイクアウトを提供できるよう、厨房を改装するための資金をクラウドファンディングで募集!

以前はそのお店によく行っていたけど、コロナの影響で泣く泣く行けなくなっていた常連さんを筆頭に
お店を応援したいと思う多くの方から少額ずつ資金を募ることで改装資金を支援していただく!

お店側はそのお返しとして、改装後にお店が再開した際のお得なクーポン券をリターンとしてお渡しする。

簡単に言ったらこんな感じです。
なんとなくおわかりいただけましたでしょうか?

このように、コロナの影響を受けて苦しんでいる方にとって、「クラウドファンディングで支援してもらう」
というのは一つの手だと思います。

では次に「クラウドファンディングを成功させるにはどうしたらよいか」を解説したいと思います。

クラウドファンディングを成功させるためのポイント

もちろん「こうすれば必ず成功する!」といった安易な方法はありません。
ただし、「こういったことを念頭にいれてプロジェクトを進めれば成功する確率は上がる」
といった押さえておくべきポイントがあります。

普段接している人との信頼関係

「クラウドファンディングなんだから見ず知らずの大勢の人たちから支援してもらうんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれません。

もちろん日本全国、知り合いじゃない人からも支援を募るツールであることは間違いありません。

しかし、プロジェクトを成功させるにはまずは今まで構築してきた信頼関係が一番重要な要素になります。

コロナの影響で売上が減少してしまい、このままではお店をたたまなくてはならないのでクラウドファンディングで支援を募る。
といったプロジェクトはすでに日本全国で立ち上がっています。

その中でどうやって自分が立ち上げたプロジェクトを成功に導くか。

まずは身近にいる方からの支援が欠かせません。
先に上げた「厨房の改装資金プロジェクト」もまずは常連さんなど普段からそのお店に来ていたお客さまからの支援から始まっています。

その上でその方々から更に広がっていく・・・。

そういう循環が生まれるとプロジェクト成功への道は近づきます。

行列効果

2つ目のポイントは行列効果。バンドワゴン効果ともいうのですが、
簡単に言うと「行列ができているお店には行ってみたくなる」という心理現象です。

これは日本人に多く見られる現象ですが、
「そのモノ自体の価値より、他人はどうしているか」を気にします。

バンドワゴン効果が起こる心理的背景には、
「個人の判断よりも集団の決定のほうが正しい」という思い込みがあるからと考えられています。

このような思い込みは、群衆心理における同調現象と呼ばれています。
今回のコロナの際も同調圧力といった言葉が出てきていますが・・・。

少し話がそれてしまったのですが、
このように人が集まっているところにはやはり注目が集まります。

クラウドファンディングでも同様に、支援している人が多かったり、
支援金額が集まっているプロジェクトには注目が集まり、ますます支援する人が増える。

こうなってきたらプロジェクトの成功は見えたようなものです。

1つ目のポイントで上げた、最初に身近な方々の支援が集まり、ある程度の規模になる。
そしてバンドワゴン効果の相乗効果が働き、ますます人が集まる。

好循環が好循環を生み、プロジェクト成功に近づきます。

魅力的なリターン

最後のポイントは支援していただいた方へのリターンの内容です。

上記2つのポイントを押さえ、注目を集めた上で最後の決め手としてリターンがより魅力的なものであれば支援してもらえる可能性は更に増えます。

もちろんあまりに高額なものにして赤字になってしまっては本末転倒ですが、
そのプロジェクトによって何が生まれ、そして何をリターンとして支援者にお返しすることができるか。

特にそのプロジェクトの起案者を知らない見ず知らずの人にとって
「じゃあ支援しよう」と最後の決め手になるのが魅力的なリターンです。

まとめ

新型コロナの影響がどこまで広がるのかまだまだ先が見えない昨今、
クラウドファンディングの活用は注目を集めています。

そんな中でプロジェクトを成功するために一番の肝となるのが最初のポイントで挙げた「信頼関係」。

いつの時代も、どんな世の中になってもやはり最後は地道に積み上げてきたものが大切なんだと再認識しています。

もしこれを読んでくださった方の中に、今非常に厳しい状況にあって
藁をもつかむ気持ちで一度挑戦してみたいと思ってくださった方。

ご相談は無料ですのでぜひ一度ご連絡ください。