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万能調味料「ハリッサ」が人気を集めた背景とは?

こんにちは、ビーズクリエイトの恩田 さつきです。

今回は、万能調味料「ハリッサ」が人気を集めた背景を挙げてみたいと思います。

「ハリッサ」とは

「ハリッサ」は唐辛子をベースにした地中海生まれの万能調味料です。材料は唐辛子のほか、ニンニク・コリアンダー・キャラウェイ・クミンなどのスパイス、そしてパプリカ・オリーブオイル・塩などです。チュニジアをはじめ、北アフリカの国々ではポピュラーな調味料として使われています。

ハリッサは、コーヒーと輸入食品の専門店「カルディコーヒーファーム」で購入することができます。2020年2月15日に、「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」で紹介されたことをきっかけに、全国の取扱店で品切れが続出しました。

出典:

[トレンド調査隊]地中海生まれの調味料、ハリッサとは

世間は辛さを求めてる!?

Google Trendsで2004年から2021年(現在)までの味覚ワード(「からい」、「あまい」、「しょっぱい」、「にがい」、「すっぱい」)の検索数の推移を調べてみました。その結果、2009年頃から「からい」が検索数の首位となり、年々右肩上がりとなっています。

また、2020年2月は、新型コロナウイルスの国内感染が深刻化していた時です。2月中旬には、国内陽性患者はわずか1週間ほどで3倍に増加していました。(2月17日国内陽性患者46人→2月25日国内陽性患者140人)

出典:

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年2月17日版)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年2月25日版)

さらに、1か月後の緊急事態宣言を前に、一部企業では在宅勤務が進められていました。家で仕事を行い、自炊をする人も増加傾向にあったとも考えられます。

出典:新型コロナウイルス感染拡大とテレワーク – 厚生労働省

つまり、ハリッサが大きな売り上げを記録した理由は、「世間が辛さを求めており、且つ、コロナ下で自炊をする人が増え、調味料に関心を寄せる人が増加したため。」とも考えられるのではないでしょうか。

(余談)辛い物を食べると幸せになれるらしい

辛いものを食べると、脳はその刺激を「痛み」と認識し、痛みを緩和するために「βエンドルフィン」などの幸福感をもたらす物質を分泌します。また、辛いものを食べると、ジョギングをして気分が高揚する「ランナーズハイ」という現象に近い状態になるのだそうです。言われてみれば…ジョギングを行い、夜はキムチ鍋をつつく休日は、なんだか気分が良いような(笑)

幸福感を高めたいときや、気分を上げたいとき、ぜひ辛いものを食べてみてください!

出典:辛いものを食べると幸せになれる科学的な理由

コンサルティングで「深掘り」してみませんか?

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

「辛い物」の中でも、なぜハリッサが一躍注目を集めたのか、より深く追究するにはコンサルティングの視点が必要です。

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