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自社ECショップと大手ショッピングモール、どっちをやったら正解？

2021.12.17

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こんにちは、ビーズクリエイト営業担当の恩田です。

お客様のもとを訪問していると、「自社ECショップと大手ショッピングモール、どっちをやったら良いの？」というお声を耳にすることがあります。
今回は、自社ECショップと大手ショッピングモールそれぞれのメリット・デメリットと、どちらを使えば良いのかを分かりやすくご紹介します。

目次 [非表示]

1. １，自社ECショップと大手ショッピングモール、違いって何？
2. ２，自社ECショップと大手ショッピングモールのメリット・デメリット
3. ３，結局…どっちをやれば良い？
4. 4，～ホームページのリニューアル/コンサルティングは、ビーズクリエイトにお任せください！～

１，自社ECショップと大手ショッピングモール、違いって何？

まず「ECショップ」とは、「自社の商品やサービスを、独自運営のWebサイトで販売するサイト」です。英語の”electronic commerce”の略です。
そして、大手ショッピングモールは「オンライン上のショッピングモール」のようなイメージです。複数のショップが一つの大きなモールサイトの中に出店し、商品を出品します。有名な所でいうと、楽天市場やYahoo!ショッピングなどがあります。

自社ECショップと大手ショッピングモールの違いとして、「独自ドメインを持っているか否か」があります。
ドメインはいわば住所のようなものです。自社ECショップは、イメージとして個人経営をしているようなものなので、ある土地の住所を取得して経営をしています。つまり独自ドメインを持っています。

反対に、イオンモールのように、同じ土地で複数の人が出店している大手ショッピングモールは独自ドメインを持ちません。番地のような「サブドメイン」はありますが、ドメインは出店する全てのショップが大手ショッピングモールのものを使用します。

２，自社ECショップと大手ショッピングモールのメリット・デメリット

自社ECショップのメリット

・利益率が高い

自社でECショップを運営していれば、大手ショッピングモールへの出店で発生する出店料や販売手数料などが発生しません。
また、自社ECショップに来てくれたユーザーに出品すれば良いため、競合他社との顧客獲得競争に陥る心配がありません。

・Webマーケティングができる

「どのページの閲覧数が最も多いのか」「ユーザーはどのページを見て購入に至ったのか」など、ユーザーの動きを把握することができます。それにより、今後さらに出品を強化すべき商品や、ターゲットにするべきユーザーがわかります。Webマーティングをすることで、効率的にPDCAを回すことができます。

大手ショッピングモールのメリット

・集客に強い

楽天市場やYahoo!ショッピングなど、大手ショッピングモールは知名度が高く、既に多くのユーザーを抱えています。そのため、自社ECショップを立ち上げるよりも早く、ユーザーに商品を知ってもらうことができます。

・始め方が簡単

大手ショッピングモールという「場所」があるため、大手ショッピングモールに必要情報を登録するだけで簡単に出店することができます。また、大手ショッピングモールによっては、簡単なWebマーケティングを行ってくれるところもあり、売上に効果を発揮します。

自社ECショップのデメリット

自社ECショップの運営は、特に中小企業にとってはハードルが高い傾向があります。まず、ユーザーに商品や企業自体を知ってもらう必要があるため、売上の効果が出るまでに一定の時間が必要です。
また、Webを管理できる知識がある人材が必要になります。理想としては、Webマーケティングを行って効率的に運営ができ、SEO対策や広告などの集客面で対策をとれる人が必要です。

自社ECショップは売上の効果が出るまでにとにかく時間がかかります。そのため、長期的な視点で計画を立てなくては、うまく運用ができなくなってしまう可能性があります。

大手ショッピングモールのデメリット

大手ショッピングモールの場合、出店料や販売・決済にかかる手数料など、運用コストが高い傾向があります。また、大手ショッピングモールは競合他社も多く出店しているため、価格競争が起こります。商品を売るために価格を下げざるを得ず、結果、商品の価値が落ちてしまうということも起こりえます。

また、ブランディングやWebマーケティングを行いづらい傾向があります。大手ショッピングモールで売上が上がったとしても、「どの商品の売上が効果的だったのか」「どの年代の人が買ってくれたのか」など明確なデータがわからず、ショップやブランド自体の認知度が低いままであることもあります。

３，結局…どっちをやれば良い？

結論から言うと、「自社ECショップと大手ショッピングモールを併用する」というのが理想です。要は、「両社のいいとこ取り」をすれば良いんです。
まず、売上を上げるには商品を知ってもらわなければなりません。そのため、集客力が高く、多くの人に認知してもらうきっかけを作るために、大手ショッピングモールを利用するのが効果的です。そして、一定の認知が広がったところで自社ECショップを立ち上げることで、低コストで商品のファン化を高めることができます。

「大手ショッピングモールへの出店を1つの広告と考え、その集客力を活用して自社商品の知名度を挙げ、ファンを獲得する」ということです。