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さらばIE

ビーズクリエイトの伊藤です。
ついにInternet Explorerが引退ということで今回のお題にしたいと思います。
……今の10代はIEをご存知ない? よろしい、ますます記事にする意義があります。

R.I.P. IE

まずは、Internet Explorer(以下IE)が22年6月15日でIE11のサポートが終了し、順次Windows UpdateによってWindows内からIEが削除されていくようです。
IEの後継であるEdgeがWindows10以降のデフォルトブラウザになったことで、IEからEdgeへの移行も進んだこともあり、IEもついにお役御免となったようです。
参考:Internet Explorer 11 desktop app retirement FAQ

IEは20年以上の歴史を誇るブラウザであり現代の20代以上の方、特にデスクトップPCでWEBに関わった人にとってはもっとも馴染み深いWindowsのアプリケーションだったのではないでしょうか。
当時はブラウザの選択肢が少なく、Windowsに標準で搭載されていたIEは9割以上のシェアで使われていた時代もありました。
ただ、OperaやFirefox、Chromeなどの優秀な後発が増えるにつれてIEの時代遅れ感が目立つようになり、ついにはChromeにシェアを奪われました。
一応、MSもその点の自覚はあるのでEdgeをリリースしましたが、Chromeの牙城が崩せていない状況です。

ブラウザの一種

そんなIEですが『ブラウザ』の一種です。ブラウザがなんなのかというと、WEBサイトを見るためのアプリという認識でよいです。
つまりGoogleで検索しよう、ニュースサイトで今日のニュースをチェックしよう、お気に入りサイトに行こう、という時に使っているアプリケーションのことです。
昨今ではWindowsに標準搭載されているEdge、AndroidスマホだとGoogle Chrome、iPhoneならSafariなどもブラウザです。IEはその中でも20年前から使われていた古いブラウザで、Windows95~10まで標準で搭載されていたブラウザとなります。

この辺はスマートフォンでのネット利用されている現代の方だと分かりづらいかもしれないですね。
今のスマートフォンにはブラウザを立ち上げてからブラウザで検索……ではなく、そもそもスマートフォンに検索機能が備わっているのでそこから検索してサイトに訪問したり、YouTubeを見るならアプリを立ち上げるというケースが多いと思いますので、いちいちブラウザアプリを立ち上げる機会も減っていると思います。
デスクトップPCはスマートフォンのようなサービスごとのアプリがあまりないため、ブラウザを起動してからGoogleで検索なり、ブックマークから訪問することが必須になるため、馴染み深いアプリになっているというわけです。

使うブラウザによってはWEBサイトの見え方や機能に影響する

ちなみにブラウザとWEBサイトの関係は密接で、ブラウザが古いと今どきのWEBサイトのデザインが崩れることがあります。
これはその時代ごとでWEBサイトで実現できることが増えたり消えたりしたためで、ブラウザがその部分に対応していないと正しく表示できずにデザインが崩れてしまう……ということが起きてしまいます。

上記のようなケースとは別にWEBサイトの方が古すぎる、セキュリティに弱いなどの理由でIEをシャットアウトするケースもあります。
例えばYouTubeなどはIEで見ようとするとエラーが表示されて動画が再生されません。これはYouTubeの方で「IEは古いブラウザなので当サイトは対応してません」というスタンスの現れです。
(動画が見れないならユーザーは違うブラウザに変えるなど、ユーザーをセキュリティ性の高い新しいブラウザへ移行させているとも取れます。YouTubeの母体はChromeを作っているGoogle自身ですし)

ブラウザとWEBサイトの時代の流れはある意味で連動しており、その時代のブラウザで正しく表示されるようにWEBサイトはその時に制作されています。
そのため、WEBサイトが制作してから時間が経ちすぎていると、現代のブラウザで見た時にWEBサイトのデザインが崩れて見えてしまう場合もありえます。

もし10年以上前に作った自社のWEBサイトを持っていて、これまでIEでWEBサイトの閲覧を行っていたら、今後はIEが使えないので問題が出るかもしれません。
普段使っていたIEが使えなったことで新しいブラウザに乗り換えたところ、新しいブラウザで自分のWEBサイトを見たらデザインが崩れていた……というケースもありえます。
ブラウザが時代に合わせてバージョンアップするように、WEBサイトも時代に合わせた作り直しが必要となる場合があるため、WEBサイトのリニューアルが必要か、一度考えてみてください。



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