【WEBサイトの持つ役割 その③】データ収集装置
こんにちは。ビーズクリエイトのhinoです。
前回、前々回と全3回に分けて、
『WEBサイトの持つ役割』についてお話しています。
WEBサイトが持つ3つの役割
WEBサイトには大きく分けて3つの役割があると考えられます。
- 看板・パンフレット
- 問い合わせツール
- データ収集装置
今回は3.『データ収集装置』としての役割を掘り下げていきます。
ご興味のある方はぜひこれまでの記事もご覧ください。
データ収集装置としてのWEBサイト
Googleが提供している『Googleアナリティクス』のような分析ツールをWEBサイトに設置することで、
代表的なものとして下記のようなデータを収集することができます。
- アクセスの流入元
- 訪問者の属性
- WEB経由の問い合わせの数
これらの情報と、その情報をビジネスに活かす具体例を解説します。
各種データについて
アクセスの流入元
代表的な流入元データは下記のとおりです。
- 自然検索 …検索エンジンにおける検索結果としてのアクセス
- バナー広告…クリック型の広告からのアクセス
- 直接流入 …お気に入り登録やURLを入力してのアクセス
- リンク経由…他サイトにあるリンクを経由してのアクセス
- SNS …Twitter、Facebook、InstagramなどSNSからのアクセス
- QRコード …チラシやパンフレットのQRコードからのアクセス
これらのデータは、自分のWEBサイトの強みがどこにあるかを分析することができます。
自然検索数が多ければ、自社の知名度が高さや、多くの人が関心を持てる情報発信ができていることにつながります。
SNSをプロモーション活動に使うことで、自社サイトへの流入を増やす事が可能です。
特定の地域にQRコード付きのチラシを配り、その結果としてどのくらいのアクセスを集められたかという検証もできます。
WEBサイトの流入結果は、ビジネスの今後の方針や施策決定に活用することができるのです。
訪問者の属性
代表的な基本属性には下記のようなものがあります。
- セッション数 …訪問者がサイトに来てから離脱するまでの一連の動作
- ユーザー …計測期間中にサイトに訪問したユーザーの数
- 新規セッション率…今までに訪問したことのない、新規訪問者の率
- ページビュー数 …サイト内のページが見られた回数
- 直帰率 …サイト内の1ページだけ見てすぐに離脱してしまう訪問者の率
セッション数、ユーザー数、ページビュー数からは自社サイトがどのくらいの人に、どのくらいのページを見られているかがわかりますし、
新規セッション率が高ければ、自社サイトに新たなユーザーを獲得できていることがわかります。
また、直帰率が高ければ「訪問者は満足する情報を得られなかった」と推測できるので、サイト内のコンテンツの改善を検討する必要があります。
その他にも1セッションあたりのぺージビューや、平均セッション時間なども計測することができ、
これらの情報を使って、想定するターゲットに見てもらいやすいWEBサイトに近づけることができます。
WEBサイト経由の問い合わせ数
いわゆる「コンバージョン」というもので、訪問者がWEBサイトの目標としている行動を起こしてくれた状態のことを指します。
- 電話・メールでの問い合わせ
- 商品の購入
- 資料請求
などが具体例です。
これらの目標がどの程度達成されたのかを集計することができます。
詳しくは前回の記事で解説していますので、ぜひそちらもご覧ください。
まとめ
今回はWEBサイトの持つ役割として、データ収集する事に焦点を絞って解説しました。
WEBサイトから得られえる情報を活用することで、
ビジネスに関連する様々な仮説・検証を行うことが可能です。
自分のビジネスをより多くの人に知ってもらうために、
WEB広告を出すのか、
SNSでのプロモーションを強化するのか、
自社サイトのコンテンツを充実させるのか等々、
一番成果の出やすい方法を選択することができるということです。
全3回でお送りしてきたWEBサイトの持つ役割についてでしたが、今回で最終回です。
ご覧いただきありがとうございました。
次回更新もお楽しみに!
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