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あなたのHP、ちゃんと見られてる?最新データから見る驚きの結果!

ディレクター&コンサルタントの戸澤です。

もし、あなたが時間とお金をかけて
WEBページを制作し運用しているのであれば
「ちゃんとユーザーに見られているか」
気になったことはありませんか?

本日は最新のデータをもとに
ユーザーのサイト閲覧傾向をお伝えします。

【ユーザーの行動を視覚化するツール】

WEBサイトのどのページに
どこから、どれくらいのユーザーが
どんな端末を使用して
どれぐらいの時間滞在したのか?
それらの傾向を知るには
Googleアナリティクスのデータ分析一般的です。

しかしGoogleアナリティクスでは
実際にどこをクリックしているのか
どこで離脱しているのかはわかりません。

それを可視化するのがヒートマップです。
ユーザーがページ内でどのような行動を取ったのかが
視覚的に確認できるので、改善すべきポイントが
簡単に見つかります。

最近ヒートマップを使って
様々な企業様のデータを集計してみると
ある一つの傾向が見られました。

それは
「ユーザーは目的一直線で、その他の情報には目もくれない」
ということです。

【最近のユーザー傾向】

ほとんどのユーザーは
サイトにアクセスして
上から下までじっくり閲覧する、
なんてことはありません。

ほんの一瞬で自分が欲しい情報があるかどうかを判断します。

大抵の場合、まず真っ先にグローバルメニューを見て
自分が欲しい情報がどこにあるのかを探します。
特にPCでサイトではこの傾向が顕著です。
TOPページの情報が多ければ多いほど下まで閲覧されていません。

ユーザーは最短距離で目的の情報に辿り着きたいのです。

余計な情報は一切見ません。
スマホの場合、PCよりスクロールされている傾向にありますが
それでもほとんどの場合ハンバーガーメニューに一直線です。

【そもそも何の為にサイトにアクセスするのか?】

ユーザーはそもそも目的があってWEBサイトに訪問します。
なぜWEbサイトに訪問するのか?
それは得たい情報があるのはもちろんですが、
その情報を何に使って他社のサービスや製品と
比較検討するためです。

・自分の得たい情報(問題の解決方法)はあるか?
・他社と何が違うのか?どう違うのか?
・それによってどんなベネフィットがあるのか?
・どのような手順で入手できるのか?

それらの情報を探し他社と比較検討し
最終決断します。
(実際は既に決断していて、自身の決断を後押しする材料を探しています)

ですので、あなたのサイトに訪れたユーザが
自社の製品サービスを選ぶべき理由と
その入手手続きが明確に伝えられているかどうかを
1度チェックされると良いと思います。

あれもこれも一度に伝えようとしすぎると
結局、一つも伝わりません。

自社製品やサービスに
”こだわり”があることはとても大切なことですが
WEBサイトを運営する上では
全てをユーザー目線で制作する必要があります。

仮に
あなたがお肉料理が自慢のレストランを経営していたとして
いかにも喉が渇いているお客さんがテーブルに座ったら
お肉料理を出す前に、まず水を出しますよね?

お肉にこだわりと自信があるからといって、
いきなりお肉の話はしませんよね。

喉を潤したお客さんが、一息ついて
お肉について聞いてきたら
プロとして十分な説明をするのは
なんら問題ありません。

ユーザーにとって不必要な情報はただのノイズでしかありません。
たとえ必要な情報でも、提供順番が異なればノイズでしかありません。

いきなりテーブルの上に自慢の商品を全て並べてはいけません。
ユーザーにとって必要な順番で情報を提供することが大切です。

興味があれば自らの意思で様々な情報にアクセスします。
その際に、魅力的に伝える準備をしておくことは必要です。

【ユーザーに嫌われるWEBサイト】

現代のWEbサイトで何が重要なのかと言うと「引き算」です。
とにかくメッセージを絞り込みシンプルにすることです。

ユーザーが欲しい情報がどこにあるかわからない
なかなか辿り着くことのできない
迷路のようなサイトはユーザーに嫌われます。

サイト全体の情報量を少なくする必要はありませんが
情報提供する順番は工夫が重要です。
HPはLPと違い構造化できるので、うまく工夫すれば良いだけです。

現代のユーザーは急いでいます。
早く答えに辿り着きたいのです。
早く検討して結論を出したいのです。

クドイようですがユーザーにとって不必要な情報は
ただのノイズでしかありません。

ページにアクセスした瞬間に
欲しい情報があるかないかを判断します。

求人採用が目的のサイトなら
一番最初に必要なメッセージは
創業◯◯年続く、◯◯業界の会社です。
 ◯◯エリアの暮らしを支えています」

 ではなく、、

「ぜひ、増収増益を続ける当社で一緒に働きましょう!
  絶対に後悔はさせません!」
という一言で十分かもしれません。
(テストしたことはありませんが)

独自のこだわりや特徴は
それから説明しても遅くありません。
是非参考にされてください。