Web広告時代になんで、テレビ広告を打つ必要があるか疑問だったので、考えてみました。【アウトプット】
こんにちは。ビーズクリエイトのくろ沢です。
あまりテレビは見ない方だと思うのですが、最近大きなお笑いのショーレース決勝が中継されていました。久しぶりに長時間テレビの前に座って視聴しました。
その際、テレビなので数分毎にCMが流れます。「CM長いよー、多すぎ」と思いました。
ただ、それと同時に2つの疑問を感じました。
「なんで、すでに認知されている製品やサービスの広告をうつ必要があるのか?」
「なんで、広告の効果検証も難しいテレビ広告に費用をかけているのか?」
という疑問です。
自問自答ですが、その理由を考えたので、ブログのネタにします。
※以下、あくまで自問自答です。浅めの思考で考えた自分なりの意見です。
なぜ、だれでも知っているサービスや製品に広告をうつ必要があるのか。
私なりにこの自身が抱いた疑問について回答を考えてみました。
結論、「わからない。」です。
これではダメなので、ChatGPTに助けてもらいました。
さすが、ChatGPTです。一言でChatGPTの回答をまとめると
「どんな時代の流れでも認知度ランキングNo.1をとるには広告が必要!」という事なんだと思います。抽象的なところも多いですが、いくら有名なサービスでもライバルはいるし、そのライバルにシェアを持っていかれると困る。ということでしょう。
納得です。
例えば、シンプルに利益が1000億円規模の業界に超大手が2社いるとしましょう。A社はシェア70%、B社はシェア30%です。(こんな単純な業界はないと思いますが…。)
この時、A社は700億円の利益がでます。B社は300億円です。
A社は認知度抜群で、広告なんて出さなくても安泰!なんて思ったとします。反対にB社は認知度が負けているので、広告を出しまくります。
A社の製品利用者の中には、「へー、B社の商品も結構いい感じじゃん!次はB社の商品を買ってみよう!」なんて思う人もいるかも…。それが全体の5%だとしましょう。
そうなるとA社は-50億円の650億円が利益、B社は+50億の350億円が利益になります。
B社にとっては、広告をうつだけで、50億円の利益がでます!
A社にとっては、広告をサボっただけで、50億円の損失です!
こう考えると、広告を打つのは「絶対的な認知度」を上げることではなく、「相対的な認知度」を上げることに意味があるのかも…。と、私の浅い思考では結論付けることができました。
シェアの奪い合いをする戦いの最前線が広告なんですね!?????
広告をうつ必要があるのは、なんとなく分かってきたが、なぜ「テレビ広告」なのか。
超有名サービスでも広告をうつ必要があることは、腑に落ちたのですが、なぜ未だにテレビ広告に大金をかける企業が多いのでしょうか。
有名な話ですが、既に市場規模で言えば、ネット広告がテレビ広告を上回っています。
単純に考えてしまえば、ネットに広告を出した方がいいから資金が集まって来ているということでしょう。
ではなぜ??
ここは、ChatGPTに頼らずに私なりに考えてみました。私なりの結論は…。
とその前に、私たちビーズクリエイトでは、GoogleやInstagramの広告運用サービスを提供しています。「自社の認知度を上げるため」の運用はもちろん、「ライバルのあの企業に認知度で負けたくない」なんて考えているマーケティング担当者様、ぜひご相談下さい。
結論、テレビ広告じゃないと認知が広まらない世代がいる。また、信頼度が格段に上がる。
日常でSNSやインターネットを利用していないユーザーはまだまだたくさんいます。イメージとしては60代から上の世代、10代以下でしょうか。(データもないし、人それぞれだとは思いますが…。)
このようなインターネットを利用しない世代の人たちに商品やサービスを届けるには、やはりテレビ広告は効果的だと思いますし、ときにはチラシ広告も有効でしょう。
そして、普段ネットやSNSを利用するユーザーにとっても、テレビ広告をうつメリットがあります。それは「信頼性」のアピールです。
先述しましたが、テレビ広告をうつ企業は、どこも有名な企業ばかりです。
有名な企業がテレビ広告をうてるのか、テレビ広告をうつ企業が有名になるのかは分かりませんが、「テレビ広告をうつ企業」=「有名な企業」=「信頼できる」という関係になっている気がします。
ちょっとこの考えはデータがあるわけでもないので、疑問点があるかもしれません。
けど、少なくともネットサーフィンしている時に表示されているゲームの広告だったり、SNSを見ている時にながれてくる、よくわからないサプリの広告よりも、テレビで流れてくる広告の方が信頼度高いと思いませんか?
実際にWeb広告は誰でも簡単に運用できます。詐欺につながるサイトであってもGoogleに費用を払えば、リスティング広告として上位表示可能です。SNSも然りです。
今後こういった問題は改善していくと思いますが、今のところはネット広告はどこか怪しいと感じられてしまう現状です。
まとめ
今回は長いCMの煩わしさから、いろいろなことを学ぶいい機会だったので、そんな日常を記事にしました。Web広告、テレビ広告それぞれにメリット・デメリットがあります。
広告のターゲットは誰なのか明確にして施策を打たないと費用を無駄にしてしまうことはもちろん、ブランドイメージの低下にもつながってしまいます。
ぜひ、広告を運用する際は入念な計画を練ってから実施してみてください。
弊社もお手伝いさせていただきますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。