UXを学べば”常に”必要とされる人になれる!?

ビーズクリエイト・WEBコンサルタントの浦野です。
突然ですが、弊社のビジョンは「必要とされる人になろう。」です。
私も必要とされる人になりたい!
ということで、私が必要とされる人になるために始めたことを今日は紹介します!

”常”に必要とされる人になるために

日々仕事をしている中で、いま私はどれだけ必要とされているのだろうか。
そして、どのような知識や経験があれば、必要とされる人になれるのだろうかを考えていました。同時に、トレンドなどに左右されない”常に”必要とされる人になりたいとも思っていました。
そんな時、INTERACTION DESIGN FOUNDATIONという通信制学校のことを知り、これだと思った私はすぐに入学してしまいました!
(ちなみに、授業は全て英語で行われます)
その学校で提供している授業内容は主に”UX=User Experience”のことを基本としています。
詳しくはホームページに色々書いてありますが、私に響いた内容を要約すると以下のようになります。

”UXには心理学や社会学などの側面があり、人間の本質に関することである。トレンドは変わるが、人間の本質的な部分は何百年経っても変わらない。”

それを知った私は
「なに!?つまり、これさえ学べば時代に左右されない知識を得られる=”常に”必要とされる人になれるじゃん!」と思ったわけです。
会社員&学生の生活がこうして始まりました。

デザインの重要性

さっそく始めた授業でおもしろい話があったのでちょっとだけ共有します!
(デザインシンキングに関する講義のイントロです)

テーマ:「歴史上、”最悪なデザインのボタン”によってもたらされた3つの出来事」

  1. 1970年代アメリカで起こったスリーマイル島原子力発電所事故

    バルブの閉め忘れによって起こった事故。バルブ閉め忘れの原因は操作室のボタンデザインが”OPEN/CLOSE”ではなく”ON/OFF”であったため、作業員がバルブを閉めるためのボタンと認識できなかったことだと事故調査結果が出されました。

  2. 2000年アメリカ大統領選(ブッシュvsゴア)
    投票で使用される機械のデザインが原因で、ゴアに投票したかった多くの有権者の票がブッシュに流れ、結果的にブッシュが当選したと言われています。
    (”butterfly ballot 2000”で検索すると実際のデザインを見ることができると思います)
  3. 2015年アメリカの自動車ブランド・リンカーンによりリコール問題
    高速で走行する際に使うスポーツモードのボタン(”S”と表記されている)がエンジンスタート/ストップボタンのすぐ隣にあったため、ドライバーが高速走行中に誤ってエンジン停止させてしまうという事故が多発してしまいました。

このように単なるボタンのデザインが多くの人命や多額の費用を費やす事故だけでなく、国の未来を決める大統領選にまで影響を与えたわけです。
改めて、利用者のことを考えたデザインの重要性を再認識する機会になりました。

最後に

UXはWEB業界だけでなく、全てのビジネスに共通する重要な考え方だと思います。
近年、多くの企業が社内にUXリサーチャーというポジションを設けていることからもその重要性がわかります。
これからも授業で学んだことをブログでアウトプットしていくことで、必要とされるブログになればいいなと思っています!

お楽しみに!

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