
こんにちは。ビーズクリエイト、デザイナーの野尻です。
最近社内で耳にすることが多くなってきた「ボスマネジメント」という単語。
なんとなくイメージは湧くものの、あまり詳しく考えたことがなかったので、調べてみました。
ざっくり意味としては2つあります。
①ボス(上司)が行うマネジメント
②部下がボス(上司)をマネジメントする
このうち②「部下が目的を果たすために、上司を動かす」という考え方が今社内でボスマネジメントとして求められているようです。
ボスマネジメントの概要
原則として、組織においてボス(上司)は絶対です
極端な話、ボスとの対立は組織内における死につながる可能性があります(経験あります)
ボスとうまく付き合っていくことで、結果仕事がしやすくなり、評価があがり、ボスからもサポートが得られる
とても良い考え方ですね!
ボスマネジメントをわかりやすく掲載したサイトからコツを引用します。
自分の目的を叶えるためのボスマネジメント術の5つのコツ&注意点
https://blog.revcomm.co.jp/sales/seminar004/【ボスマネジメントのコツ】
- ボスの状況を汲み取る
- ボスの好みを把握する
- 的確に「報告」「連絡」「相談」をする
- 積極的に自己開示する
- 信頼と信用を積み上げていく
ほうほう、うーん?
ちょっとまってください、なんか昔からこんな人、見たことある気が、、、思い出した!
スネ夫じゃん
スネ夫のボスマネジメント的行動
スネ夫はジャイアンをボスとしたヒエラルキーの中に生きています。
そんなスネ夫の行動はけっこうボスマネジメントと一致している節が。
- ジャイアンと常に行動をともにし、同調する
- ジャイアンにごまをする
- ジャイアンに冷静に助言を与える
- ジャイアンにチクる
- ジャイアンに財力を生かしたPRを行う
スネ夫がやっていることはボスマネジメントであるという衝撃
えぇ、、、スネ夫か〜、、、
日本人に刷り込まれたスネ夫に対するバッドイメージ
スネ夫と聞いて、良い印象を抱く日本人はあまりいないでしょう。
- 虎の威を買うキツネ
- 腰巾着
- 八方美人
といった言葉を体現するスネ夫は嫌悪すべき対象である、と日本人はイニシエより刷り込まれ、教育されています。
さらに、スネ夫の具体的特徴をwikiから引用すると
- ナルシストできざで嫌味でウソつき
- 自慢話が大好きだがさびしがりや
- マザコンでもあり、危機的状況に陥ったりさびしかったりすると「ママ〜!!」と大声で泣き叫ぶ
- 口が達者でおべっか、ゴマすりはお手のもの
- 自己保身に走り他人を犠牲にする傾向がある
ボスマネジメントは、組織で生きていくうえで有効な反面、同僚からスネ夫のレッテルを貼られ、忌み嫌われる対象となるリスクをはらんでいるのかもしれません。
、、、嫌すぎる
スネ夫感を出さないボスマネジメント
それでも組織でうまく立ち回って、生きていくためにはボスマネジメントが必要とされるかもしれません。
ならば、スネ夫感を極力ださないようにやるしかない!
前述のボスマネジメントのコツに対して、スネ夫感を出さないための留意点を自分なりに考えてみました
ボスマネジメントのコツ | スネ夫感を軽減するために |
---|---|
ボスの状況を汲み取る | ボスだけでなく、同僚周りの状況もある程度汲み取る |
ボスの好みを把握する | ボスだけでなく、同僚周りの好み(利害関係)もある程度把握する |
的確に「報告」「連絡」「相談」をする | ただし、チクリはスネ夫感が強い |
積極的に自己開示する | 自己開示の方向性を間違えない(自己陶酔しないように) |
信頼と信用を積み上げていく | 反比例して同僚の信頼と信用を失わないように |
要は同僚に対する配慮も欠かさないということですかね。。
スネ夫に対する理解を広める
イメージとしては最悪のスネ夫ですが、そんなスネ夫にも理解を示す記事がいくつかありました。
スネ夫に寄り添った記事を集めてみました。
スネ夫も頑張っているんです!
子どものころ嫌だった父親の「スネ夫的行動」大きくなって分かるその理由としんどさを描いた漫画が刺さる
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1911/09/news005.html
実はスネ夫は偉かった | マンガ大好き! – アメブロ
https://ameblo.jp/kadoemon/entry-11493569432.html
【実はいいやつ説】スネ夫のいいところを集めてみた
ボスマネジメントを通してスネ夫を学んだことで、少なくとも私個人はスネ夫に対して少しやさしくなれた気がしました。
ビーズクリエイトではスネ夫ボスマネジメントができる人材を募集しています。
いかがでしたでしょうか。
スネ夫のレッテルをはられるリスクもあるボスマネジメントですが、ビーズクリエイトではあえてスネ夫的人材も募集しています。
われこそはと思うスネ夫はぜひご応募ください!