
はじめまして!2025年9月より、マーケティング事業部のビーズクリエイトグループにWebデザイナーとして入社しました、satoと申します。
入社して初めてのブログ記事、少し緊張しながら書いています。今回は、一度は諦めたデザイナーの道を再び目指し、唐沢農機サービスという少し変わった業種の会社で働く様になった、これまでの私のキャリアについてお話しさせてください。
生い立ち
幼少期

私は新潟県の上越市という、海と山に囲まれた自然豊かな場所で育ちました。夏休みといえば、朝から晩まで海で真っ黒になるまで遊んだ記憶しかありません。門限ギリギリまで遊ぶのが日課で、毎日が冒険のようでしたね。当時は今ほどインターネットも普及しておらず、ゲームも「一日一時間」という厳格なルールがあったので、とにかく遊び足りない子どもでした。
そんな中で私が見つけたのが「絵を描くこと」でした。当時流行っていたゲームやアニメのキャラクターを、ただただ夢中で自由帳に描いていました。最初はただの落書きだったものが、周りの友人から「すごいね!」「もっと描いて!」と声をかけてもらえるようになり、それがすごく嬉しかったんです。描くことがどんどん楽しくなって、アニメキャラだけでなく、風景画や写実的な描写にも興味を持つようになりました。
小学校の絵画コンクールで入賞したときは、本当に嬉しかった。家族や先生に褒められ、漠然と「将来はデザイナーになりたいな」と希望を抱くようになりました。それが、私のクリエイティブな仕事への最初の小さな一歩でした。
挫折の学生時代

しかし、中学に入ってバスケットボール部に入部したことで、絵から距離を置くようになります。部活に熱中していたことも大きな理由ですが、思春期特有の「絵を描いている自分を人に見られるのが恥ずかしい」という気持ちが芽生えたことも大きかったように思います。周りのみんながバスケやサッカーといったスポーツに熱中している中、一人で黙々と絵を描くことが、どこか後ろめたいことのように感じてしまったんです。
再び絵と向き合うようになったのは、高校3年生の春。将来の進路に迷い、何をしていいかわからず途方に暮れていた時でした。ふと、子どもの頃から大好きだった「絵を描くこと」に立ち返ってみたんです。バスケに熱中して一度は離れてしまったけれど、やはり心のどこかで「デザインを仕事にしたい」という想いがくすぶっていることに気づきました。
すぐに美大受験を目指しましたが、現実は甘くありませんでした。周囲とのレベルの差は歴然で、結果は不合格。それでも諦めきれず、「ここで終わらせたくない」という強い希望を胸に、単身で志望校のある県へ引っ越し、浪人生活を送ることにしました。昼は画塾、夜は飲食のアルバイトに通い、とにかく必死でした。しかし、それでも努力は実らず、合格を手にすることはできませんでした。
キャリアと唐沢農機サービスとの出会い
諦めきれない夢の再熱
夢を叶えられなかった失意と自責の念を抱えながら、私は知人の紹介で群馬県にある製造業の企業に転職しました。そこでは機械の部品や型を製造し24時間休みなく稼働している会社でした。このままここの従業員として働き続けるのかと考えていましたが、この時、まさか将来IT関連の仕事に就くことになるとは、夢にも思っていませんでした。
ここで、思わぬ転機が訪れます。社内で掲示する安全ポスターのコンペがあり、上司からポスター作成を依頼されました。かつて取得したデザインの知識を活かして作成したところ、私のデザインが採用されたのです。多くの社員が足を止めて見てくれたり、直接「いいデザインだね」と声をかけてくれたことを通して、私は「誰かの心を動かすものをつくる喜び」を思い出しました。一度は諦めたデザイナーの夢が、再び私の心の中で燃え上がった瞬間でした。
そこから独学で無料のWebデザインの学習を始めました。最初はコードの意味も機能もわからず、まるで異国の言葉を勉強している気がしました。Webデザイナーの夢に向けて会社を退職し、職業訓練校に通って、辞書や参考書を片手に四苦八苦しながら勉強しましたね。苦労の末、初めて自作のサイトが完成した時はとてもうれしかったです。世界中からこのページの情報が表示されると考えると感動しました。
ある程度のノウハウと実務経験を身につけ、覚えたスキルを活かせる会社を探していたところ、中途採用で未経験者も積極的に歓迎している唐沢農機サービスの求人募集を見つけました。HPに掲載されているコンテンツを確認したところ、同社は農機具販売からスタートした会社ですが、今やECサイトの運営やメディア活動、マーケティングなど、Web開発や企画に力を入れているグループがあることを知りました。唐沢農機サービスは、長野県と群馬県を中心に、農機具の販売・買取・修理、ECサイト運営、マーケティング、フードサービスなど、さまざまな事業を展開し成長を続けています。この会社は、古くからの業種をITの力で支え、新しい価値を生み出しながら常に挑戦しています。
農業という、それまで私には全く関連性のなかった業種で、自分のデザインのスキルが役立つのか不安もありましたが、面接でお話を聞くうちに、同社の「農業をITの力で支える」というビジョンに強く共感しました。
幸いなことに、ありがたいご縁をいただき、念願のWebデザイナーとして入社することになりました。
充実した環境
入社してまだ日は浅いですが、とても良い環境で働けていると感じています。業務マニュアルが充実しており、またスタッフ同士が気軽に質問できる社内の雰囲気があるため、安心して業務に取り組めます。また、土日出勤はゼロで残業も少なく、プライベートな時間をしっかり確保できるので、趣味の時間を楽しむことも可能です。
充実した環境と新たな挑戦

私の場合は経験者としての転職でしたが、未経験の方でも入社前に各種イベントで技術交流がOK。入社後は研修として先輩社員のサポートを受けながら、少しずつ業務を覚えていくことができます。資格取得のサポートシステムや評価制度の条件もしっかりしているので、自分の成長を実感しながら活躍できる環境です。
当社の事業は、農機具販売からスタートしましたが、現在では自社ECサイトの開発や各種メーカーの農機具一覧ページの企画、農機具関連のメディア活動など、多岐にわたります。こうした新規事業は、各部署の担当者が協力して実現しており、入社後のキャリアアップの可能性も無限大です。勤務地は長野県と群馬県で転勤はなし。完全週休2日制で、年間休日は120日以上。仕事とプライベートのバランスも充実しています。
唐沢農機サービスでは新たな仲間を募集中
私たちビーズクリエイトグループは、そんな唐沢農機サービスの成長をITの側面から支える重要な役割を担っています。現在、私たちのチームではWebデザイナー、Webディレクター、エンジニアなど、新しい仲間を募集しています。
求人情報は人事担当が積極的に提供しています。サイトに検索機能も導入したので、職種や勤務地、在宅勤務可など希望に合った求人がすぐ見つかります。
私のように夢を諦めきれない方、IT業界への転職を希望している方、キャリアアップや年収を上げたい方、東京や大阪からのUターンを考えている方、これまでの経験は不問です。学歴不問可なので、熱意のある方はぜひ中途採用にご応募ください。
女性向けの事務系職種や、年齢を超えて活躍できる職種も多数あります。当社の選考は人柄を重視しており、服装も自由。まずは気軽に面談で組織についてお話しましょう。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。