この記事のポイント
費用を抑えつつ安心して引っ越しをするには、事前の緻密な計画がすべてです。
この記事でお伝えしたい結論をまとめました。
- 不用品は各市町村のルールに従って計画的に処分し、荷物を極力減らす
- 一括見積もりの罠に注意しつつ、地域密着型の業者もしっかり比較する
- 正確な荷物申告で当日のトラブルを防ぎ、自分の体力と費用のバランスを見てプロに頼る
引っ越し見積もりの前に!
必須チェックリスト
見積もりを取る作業が面倒と感じて、つい後回しにしてしまう方も多いはずです。
困っている方はまず以下のリストを確認して、準備を進めましょう!
- □引っ越しの第一希望日と、現在の家の退去期限を明確にしたか
- □新居へ絶対に持っていく物と、思い切って処分する物をはっきり分けたか
- □処分する大型家具や、家電リサイクル法対象の家電リストを作成したか
- □各自治体が発行する最新のゴミ出しカレンダーを手元に用意したか
- □冬用タイヤや除雪道具など、季節用品の扱いを決めたか
- □新居のドア幅やエレベーターの寸法をメジャーで正確に測ったか
- □業者に直接聞いておきたい疑問点をまとめたメモ帳を用意したか
陥りがちな罠は、新居のドアやエレベーターのサイズを事前に測り忘れることです。
当日になって大型の冷蔵庫やソファが部屋に入らないと、クレーンでの吊り上げ作業が必要になり、思わぬ高額な追加料金が発生する危険があります。
また、引っ越しの距離などによって、退去日と引っ越し先の入居日は同日にできないケースは多いです。引っ越しを1日で済ませたい場合には、業者にその件を伝えることが大事です。
なぜ3~4月の引っ越し料金は高い?

需要の異常な増加と深刻な人手不足
3月から4月にかけては進学や就職、転勤などで、人の移動が一年で最も集中する時期です。
これは、大型連休中のホテル宿泊費や、お盆休みの飛行機のチケット代が跳ね上がるのと同じ需要と供給の仕組みで、予約の空き枠の奪い合いになります。
希望者が爆発的に増える一方で、対応できるトラックの台数や経験豊富な作業員には限りがあるため、どうしても料金が通常期の何倍にも割高になってしまいます。
筆者の体験:繁忙期以外でも料金は上昇傾向
実は私も最近引っ越しを経験しました。
繁忙期から少しずらした日程を組んだのですが、それでも提示された金額を見て驚きました。
数年前に同じくらいの距離と荷物量で引っ越しをした時の料金と比較すると、体感で1.5倍近く相場が上がっているように感じました。
もはや時期を少しずらすだけでは劇的に安くならない時代だからこそ、後述するような少しでもお得に引っ越しをする工夫が欠かせません!
何を基準に引っ越し業者を選ぶべき?
一括見積もりサイトのメリットとデメリット
複数の業者を一度に比較できる一括見積もりのWebサイトは、大体の相場を知るのに非常に便利です。
しかし、登録ボタンを押した直後から、数十件の着信履歴が残るほど複数の業者から一斉に電話が鳴り続ける強烈なデメリットもあります。
対応時間をしっかり確保して挑まないと、ただでさえ忙しい引っ越し前に、パニックになってしまう可能性も・・・。
仕事中などは電話に出ることが難しく、結局やり取りが面倒になってしまい、最初につながった少し高めの業者に妥協して決めてしまう罠も存在します。
地域密着型業者も視野に入れて探す
テレビCMで見かける全国展開の大手だけでなく、都道府県内に拠点を置く地域密着型の業者も必ず比較検討の候補に入れましょう。
これらの業者は一括見積もりサイトに載っていないケースもありますが、口コミを見ると非常に高評価だったりします。
GoogleMapで、例えば、「長野県 引っ越し業者」などで調べてみると見つけられます!
地域密着型の業者は複雑な地理や細い道に詳しいドライバーが多いです。
たとえば長野県であれば、雪道や山道の運搬に慣れていたり、県内から引っ越し先への距離を大まかに把握していることも。
引っ越しの時間や日程の交渉の際にやり取りがスムーズです。
これが地元業者ならではの大きな強みです。
また、大手に比べて膨大な広告費が抑えられている分、こちらの要望に柔軟に対応してくれて比較的コスパがいい傾向にあります。
業者のホームページを探す際は、信頼できる安全な会社かどうかを見極めるポイントがいくつかあります。
引っ越しの際には住所など個人情報をフォームから送信することがあるため、SSL(通信を暗号化して安全を守る技術)がきちんと導入されているかを確認しましょう。
また、GoogleMapで表示される口コミもチェックしてみましょう。
どうやって費用を抑えて引っ越しする?

訪問見積もりとオンライン見積もりの活用
正確な料金を知るには、やはり実際に家に来てもらう訪問見積もりが一番確実でおすすめです。
プロの目で実際の荷物量を見てもらい、その場で間取りに関する疑問点を直接聞けるので、当日の安心感が全く違います。
ただ、仕事や育児が忙しくて訪問見積もりの時間がどうしても取れない方も現代には多いでしょう。
今は細かいチェックリストを使うことでオンラインや電話だけで見積もりを出してくれる業者も増えています。
その際、押し入れの奥にあるダンボールからベランダの不用品まで、すべての荷物を正確に申告することがトラブルを防ぐ最大のコツです。
例えば、自転車や冬用タイヤ、大きな観葉植物、物干し竿などは、つい申告を忘れがちなので特に注意が必要です。
当日に申告漏れの荷物が大量に見つかると、手配したトラックに乗り切らず、最悪の場合は追加の料金で呼ぶはめになります。
また、中には今すぐ契約するようにと押しが強い業者もいますが、少しでも迷っている場合はきっちり検討後連絡しますと伝えて即決は避けましょう。
ちなみに、担当者とメールでやり取りできる業者さんは、言った言わないの証拠がテキストとして残るため、後々のトラブル防止に特におすすめです。
不要なものは自分で計画的に処分する
引っ越し業者に運んでもらう荷物を極限まで減らすことが、料金を下げるための最大の節約術になります。
新居に持っていかない家具や着なくなった服は、早めにフリマアプリで売るか、近所のリサイクルショップへ譲渡しましょう。
値段がつかないものは、住んでいる市町村から正式に許可を得ている一般廃棄物処理業に連絡して引き取ってもらいます。
各自治体によって、指定のゴミ袋に入らないものはすべて粗大ゴミ扱いになるなど、分別ルールが細分化されています。
ゴミ回収の日にタイミングよく出せない場合や、一度に大量にゴミを出す場合は、地域のクリーンセンター等への持ち込みも検討してください。
引っ越し前日になって慌てて高額な民間不用品回収業者を呼ばないよう、数ヶ月前から計画的にゴミを出すのが一番安く済むコツです。
まとめ:費用と手間のバランスを考える
最後に、引っ越しという一大イベントは、荷造りから各種手続きまで、想像以上に体力も気力も激しく消耗するものです。
少しでも安く済ませようと無理をしてすべて自分でやろうとすると、荷造りや掃除で寝不足のまま引っ越し当日を迎えることになります。
疲労がピークに達した状態での作業は、家具を落としたり壁を傷つけたりする怪我や事故の元になり、大変危険です。
自分でできることとプロに任せることをしっかり区別し、費用がかかっても業者に任せることも大事です。
プロの力を賢く上手く借りて、心と身体にゆとりを持たせた状態で、新しい生活を気持ちよくスタートさせてください。






