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ビーズクリエイトの日々

【パニック!】やることが多すぎて頭が混乱する方必見!!〜エッセンシャル思考とは〜

ビーズクリエイトのnaganoです。
みなさんは普段の生活や仕事で

やることが多すぎて何から手をつければいいのかわからない!

何かやっている最中に他のことが浮かんできて結局どれも中途半端!

あ〜!頭が混乱して思考停止・・・

みたいなことありませんか?

今回は
「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」グレッグ・マキューン=著、高橋瑠子=訳
を引用しながら、そんな悩みを少しでも解決できるかもしれない思考法について紹介したいと思います。

エッセンシャル思考とは

そもそもエッセンシャル思考とは?ですが、一言でいうと「より少なく、しかしより良く」

なんでもかんでも多くのものをやり遂げるのではなく、自分の時間とエネルギーをもっとも効率的に配分して、重要な事項で最大の効果をあげようとするための思考法です。

イメージしやすいように、以下はざっくりとしたエッセンシャル思考の人と非エッセンシャル思考の人の思考回路や行動パターンの違いです。

考え方

  • 非エッセンシャル思考の人はどれも大事だし、どうやったら全部できるかを考える。
  • エッセンシャル思考の人は大事なことはどれか?なにを捨てるべきか?を考える。

行動

  • 非エッセンシャル思考の人は期限ギリギリになって根性で頑張る。反射的に「やります」と言う。
  • エッセンシャル思考の人は本当に重要なことを選ぶ。それ以外は断る。

 

なんとなく想像つきましたでしょうか?

本には具体的な方法が書かれているのですが、その中から私が「これは!」と思ったものをいくつか抜粋して紹介したいと思います。

「選ぶ」ことを選ぶ

私たちは長いあいだ、選択の外的側面(どんな選択肢があるか)にばかり目を向けて、選択の内的側面(選ぶ能力)を見過ごしてきた。この違いは重要だ。選択肢(物)を奪うことはできても、選ぶ能力(自由意思)を奪うことは不可能である。

出典:「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」グレッグ・マキューン=著、高橋瑠子=訳

エッセンシャル思考の最初の一歩は「選ぶ」ことを選ぶです。
自分自身のことなんだから自分で選んでいるでしょ!と思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか?

親が望んでいる学校に進学して、望んでいる会社に就職する。

同僚からの頼み事に何でも答えてしまう。

行きたくない飲み会の誘いを断りきれない。

周りの意見や他人の顔色を伺って決定していることってありませんか?
結局それは他人の期待に答えるだけの人生を生きていることになってしまいます。

エッセンシャル思考の最初の一歩は選ぶ力を無駄にしない。その価値を理解し、大切に実行する。

出典:「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」グレッグ・マキューン=著、高橋瑠子=訳

まずは本当に自分がしたいことは何か!をしっかり見極めて、自分自身で「選ぶ」ことが大事です。

トレードオフ

「トレードオフ」とは両立しない何かを選ぶことによってもう一つを捨てる(諦める)ということです。
「選ぶ」からつながってきますが、結局何かを選んだら何かを捨てることになります。

エッセンシャル思考の人は、トレードオフを当たり前の現実として受け入れている。そんなものなければいいのに、とは考えない。「何をあきらめなくてはならないか?」と問うかわりに「何に全力を注ごうか?」と考える。小さな違いだが、積み重ねると人生に大きな差がついてくる。

出典:「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」グレッグ・マキューン=著、高橋瑠子=訳

これは戦略を決めることと同じだと思います。

USJをV字回復させたマーケター森岡剛さんも著書の中で戦略の重要性について

やることを選ぶということは、同時にやらないことを選ぶということ。これが戦略の核となる考え方の「選択と集中」です。

出典:「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」森岡剛=著

と書かれています。まさにトレードオフ→自ら何をするか選ぶ(何を捨てるか選ぶ)ということだと思います。

「何もかも」は無理な訳です。

  • 非エッセンシャル思考の人は両方できる!どうすれば全部できるかを考える。
  • エッセンシャル思考の人は何をとり、何を捨てるか?どれに全力を注ぐかを考える。

まずは自分で「選ぶ」ということを意識して、その中で「じゃあ何をするの?何をしないの?」を決定することにより全力を注ぐべき事項が見えてきます。

バッファをとる

「バッファ」とは少し余裕を持つことです。車の運転で言うところの前の車との車間距離。
詰めすぎると万が一の際避けきれずに事故になってしまいますよね。
そうならないためにもバッファ(余裕をもった車間距離)が必要です。

それは普段の生活(仕事)にも当てはまります。
一日の計画をツメツメにしていませんか?

ちなみに本に書かれていることは「見積もりは1.5倍で考える」ということです。
計画錯誤(プランニング・ファラシー)という言葉もあり、人は実際にかかる時間を短く見積もりすぎる傾向があるそうです。
自分が1時間くらいで終わるかなぁと思った作業は1時間半くらい見積もりながら、準備を完璧にして、最悪な事態も想定しながら作業を進めていくことにより、何か突発的な事象が起こっても余裕を持って対処できるようになると思います。

  • 非エッセンシャル思考の人は最善のケースを想定して行動する。
  • エッセンシャル思考の人は最悪な事態を想定しつつ、計画・準備を周到に行う。

モチベーション

  • 非エッセンシャル思考の人は多くを望んだり高望みをして結局得るものは少ない。
  • エッセンシャル思考の人は小さい成功を積み重ねて最後は大きな成果を得る。

何かをやりたいと思ったとき、その時は夢が広がりわくわくするけど、完璧を求めてしまったり、ゴールが遠すぎて挫折してしまい結局何もできないってことありませんか?

「モチベーション」と書きましたが、何か始める前にモチベーションなんてものはありません。

本にも紹介されているハーバード・ビジネス・レビューの記事『モチベーションとは何か』では、人の意欲を高める主要因として「達成」と「達成が認められること」とあります。
要するに「達成」しないと意味がなく、それは大きなことでなくてもいいそうです。

明日からダイエットしよー!とその時は意気込んでいたのに結局始めない、続かないってことありますよね。
そんな時はとりあえず始めて、ちょっとずつでも自分の中で勝手に達成感を得ていけばいいんです。
「日々のささやかな進歩」が重要。

「今日は一駅歩いた!」「今日はお菓子を我慢した!」

といった自分の中でちょっとした「達成」を繰り返していくうちにモチベーションも高まり、気づいたら飛躍的な達成につながっているかもしれません。

習慣化

さらに「日々のささやかな進歩」を習慣化できると完璧です。

野球選手のイチローさんのルーティンを知っている方もいらっしゃるかもしれません。
一流のアスリートは試合前の行動などが全て決まっていて、ただそれをいつものようにやるだけ。
毎日歯を磨くように当たり前に何かをする。

良い行動(運動習慣など)が努力ではなく当たり前に行う習慣になればいいですよね。

その方法の一つとしてトリガー(何かの行動を自動的に呼び起こすきっかけ)を意識してみてはどうでしょうか?

例えばですが、

やりたいこと:寝る前にストレッチをする

トリガー:携帯の充電器を差し込む

つまり、充電器を差し込んだらとりあえずストレッチを始めるのです。

もちろん最初は意識しないと続きません。
習慣化されるまでの期間としては諸説ありますが、まずは週4回以上2ヶ月続けてみましょう。

完璧主義じゃなくてもいいと思います。昨日できなかったからはい終了〜!だともったいないので、気楽な気分でやってみてください。
ただ習慣化させるにはそれだけ努力は必要なので目標として週4回以上を2ヶ月間継続!

小さなことでいいと思うので、1つ習慣化してみましょう。

  • 非エッセンシャル思考の人は火事場の馬鹿力を信じたり、本番、ということでいつもと違うことをやる。
  • エッセンシャル思考の人は習慣を通して目標を達成する。

 

今を生きる

昨日上司にあんなこと言われたなぁ

とか

明日の発表大丈夫かなぁ。

など、過去の失敗をいつまでも引きずったり、まだ起こってもいない未来について思い悩んだりすることありませんか?

またマルチタスクという言葉もありますが、人は一度に複数のこと(テレビ見ながらご飯を食べる)はできますが、「集中」できるのは一つだけです。
あれこれやりたいことが頭に浮かんでしまったり、終わったことにいつまでも思い悩んでる時は一旦立ち止まって「今、何が重要か」を考えリストアップしてみましょう。
そしたらやるべきことが明確になって頭がスッキリします。

  • 非エッセンシャル思考の人は過去の失敗にくよくよしたり未来の不安に頭を使う
  • エッセンシャル思考の人は現在に集中して目の前の問題を考える。今を楽しむ。

同じような意味の禅の言葉で「一行三昧(いちぎょうざんまい)」というものがあります。
三昧はもともとはサンスクリット語の「サマーディ」の音訳。精神集中が高まった状態を指すそうです。
最近は「ゴルフ三昧」などと趣味や遊びにうつつを抜かすといったニュアンスで使われますが、もともとは修行に専心する、一つのことに打ち込むことを意味しているとのこと。

変えられない過去や、まだ来てもいない未来に思い悩んだり、マルチ作業したりあれこれ思考が飛んでしまう時は「今、何が重要か」「一行三昧」と唱えてみても良いかもしれません。

まとめ

今回は仕事や私生活にも役立ちそうな思考法について書いてみました。
いかがでしたでしょうか?もし参考になった方法などあれば実生活でも試してみてください。

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